やり場のない怒りほど難しい
私がお風呂を沸かしていたのにも関わらず、父が勝手にスイッチを切った。私が沸かしていたのを父は気づかなかった。スイッチを切ってしまったのは、父自身が誤ってお風呂を沸かすスイッチをつけてしまったのだと思ったからである。
父の行動は沸かす必要のないお風呂が沸かされている状態を沸かさない状態にしたまでなので、当たり前の行動である。だからこそ、私のイライラをぶつける先がない。
このことから、私はやり場のない怒りというのは難物であると感じた。また、観点を変えて話すと、私はお風呂に対して強い気持ちが働いていた。自分のお風呂という譲れなさに驚いた。
私が思っている以上に、私はお風呂が好きなのだろう。