10日ぶりに泳いだわけ 〜ジムの上級者スイマーさんが私の泳ぎを見た〜
大学生の春休みシーズンである2月は1週間に2回程度,ジムのプールに行っていた。
しかし,3月は1日に行って以降,一回も行っていなかった。
理由は,コロナウイルスにビビっていたのもある。
ただ,今思うと,一番の理由は,あの件があったからだろう。
3月1日に行ったときに,女性の常連・強豪スイマーさんに声をかけられた。
「後半は見ていなかったけど,前半は17秒ぐらいだったよ。」
自分は練習の終盤に50m(短水路)のクロールを全力で泳ぐルーティーンがある。
その様子を彼女は見ていたらしい。
続けてこうも言われた。
「ターンの後,失速してたね(笑)」
自分はそんなに泳ぐのが速いというわけではないから,プライドを保つ必要はないのだが,とても悔しかったし,ショックだった。笑われたのが辛かった。
彼女は事実を言っていただけであるし,彼女のほうが上級者である。
彼女には全く非はない。
それ以降,プチ・トラウマになった。
時は10日後。
さすがに体を動かさなくなってモヤモヤして泳ぎに行った。
「このあと,メニューやらないの?もっと速くなるよ。」
と例の女性スイマーに言われた。優しく感じた。トラウマは克服なり。
スイマーさん,先日は失礼しました。
今日も楽しく泳げました。